2024.7.21
小学校受験を考えている家庭のなかには、幼児教室や塾に通わせている方たちもいらっしゃるでしょう。しかし、それだけではなく家庭での学習にも力を入れて対策をおこないたいと考える家庭も多いと思います。
家庭学習を充実させるためには、ただやみくもに問題集をおこなえばいいというものでもありません。家庭学習に取り組める環境を整え、お父さん・お母さんの協力や工夫が必要となります。
本記事では、家庭学習で小学校受験に臨むための4つのポイントや家庭学習をおこなううえでの注意点などについて解説します。
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小学校受験に取り組むにあたって、幼児教室や塾に通うことは非常に効果的です。しかし、家庭学習も同じくらい重要であり、幼児教室や塾に通っているからといって家庭学習をおろそかにしてはいけません。
小学校受験に対する学習は、日ごろの積み重ねが非常に大切です。範囲の広い内容からさまざまな問題を解いたり、知識や思考力を求められる問題を解いたりしていく必要があるので、日ごろから多くの問題に触れておかなければなりません。そのため、継続した学習習慣を身に着けることが重要となります。
そんな継続した学習習慣を身に着けるために、家庭学習は非常に効果的といえます。家庭という慣れた環境下で学習できるため習慣化しやすいです。また、分からない部分はお父さん・お母さんと一緒に考えられるので、スムーズに学習に取り組めるでしょう。
自宅での家庭学習は非常に効果的ですが、ただ学習をおこなえばいいわけではありません。子どもが集中して取り組めるようにポイントを押さえておく必要があります。ここからは家庭学習で小学校受験に臨むための4つのポイントについて解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは勉強する場所を定めましょう。無理に勉強部屋でやる必要はありません。たとえば、リビングでお母さんが家事をしているそばで勉強するのもよいでしょう。家庭は日常生活を過ごし、遊ぶ場でもあるため、メリハリが非常に重要になります。「勉強をするときはここで」といった場所を定めることで、メリハリがついて集中しやすくなるでしょう。
日々の学習のスケジュールを定めて、それを実行していくようにするとよいでしょう。やるべきことを明確にしておくと実際の行動もスムーズに進みやすく、習慣化につながるのでおすすめです。
しかし、始めから長い時間学習に取り組むのは難しいでしょう。子どもは集中力が続きにくく、無理矢理やらせると学習を拒否してしまうかもしれません。最初は短い時間からスタートし、少しずつ学習時間を長くしていくのがおすすめです。徐々に学習を積み重ねることで、継続力や集中力、最後まで諦めずに取り組む意欲が身についてきます。
家庭学習に取り組める環境を整えるために、必要な道具を準備しましょう。具体的には、以下のものを準備してください。
箱に入れてひとまとめにして、子どもが自分で出し入れできるようにしておくのがおすすめです。また、決めた時間内に問題を解く能力を身に着けるためにも、時間を図るための時計を準備しておくとよいでしょう。
小学校受験は家庭学習以外にもおこなうことがたくさんあります。受験する小学校の説明会参加や願書の提出、スケジュールの管理など、小学校受験の準備は簡単ではありません。そのため、お父さん・お母さんのどちらか1人だけ頑張るという体制では、身体的にも精神的にも限界があります。
両親のスケジュールを管理・調整し、家族全体で家庭学習に取り組める体制を整えましょう。お父さん・お母さんのどちらかが子どもについて教えられる体制を整える方がよいです。子どもも1人で学習を進めるより、お父さん・お母さんに見てもらった方がやる気を出して取り組めるでしょう。
充実した家庭学習をおこなうには、教材の活用がおすすめです。幼児教室や塾での学習では足りていない部分を、教材を使って家庭学習で補填していくと効果的です。ここからは家庭学習で必須の教材を紹介します。
志望校の過去問は必須です。どのような問題が出題されるのか過去問を解いて、さまざまな問題に慣れておきましょう。また、子どもが過去問で学習しているなかで、両親は「出題にどのような傾向があるか」を把握しておくことが重要です。傾向が把握できれば、その傾向に合わせて家庭学習の方針を定めていくとよいでしょう。
分野別の問題集も優先しておこなっていきましょう。小学校受験の範囲は非常に広く、さまざまな分野から問題が出されます。たとえば以下のような分野から出題されます。
これらは一例ですが、分野のなかで子どもが得意・苦手な分野を理解して、必要な問題を解いていくとよいでしょう。また、先ほどの志望校の過去問から傾向が把握できれば、志望校の傾向にあわせた分野を重点的に学習するのもおすすめです。
子どもと一緒に家庭学習に取り組むことは大切ですが、いくつか注意点をおさえておく必要があります。無理に家庭学習をおこなうことで、子どもたちが苦しい思いをしてしまうこともあるので注意しましょう。家庭学習をおこなう際は以下の点に注意してください。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
まず第一に、無理矢理に勉強をさせないようにしましょう。勉強する場所を定めたり、スケジュールを定めることは大切ではありますが、子どもの状態をしっかり把握することが何より重要です。無理矢理勉強をさせると、子どもに「勉強は嫌でも無理にやらなければいけない」という意識が残ってしまいます。その意識が残ってしまうと、その後の勉強も無理にやらされているといった意識になってしまうおそれがあります。まずは遊びながらでもいいので少しずつ勉強に取り組んだり、短い時間で無理なく勉強に取り組んだりするようにしましょう。
学習を進めていくと、「なぜこの問題ができないの?」と思ってしまうこともあるかもしれません。ただし、できないことを怒るのではなく、できたことを褒めてあげるようにしてください。
学習をおこなうのは小さな子どもです。勉強中に不機嫌になったり、泣いてしまったりすることもあるでしょう。しかし、そんな時でも褒めることを意識しましょう。褒めることは非常に効果的で、どんな小さなことでも子どもを褒めてあげてください。子どもは親から褒められることが嬉しいもので、自己肯定感が高まることにもつながります。自己肯定感が高まっていくと、「もっと頑張ってみよう」意欲的になっていくでしょう。
小学校受験は多くのプレッシャーがあります。そのため、「なんでうちの子はこんな問題が解けないの?」「他の家庭はもっと勉強に取り組んでいるのではないか」と周りと比較して不安になってしまうこともあるでしょう。しかし、周りと比較する必要は一切ありません。家庭の学習をどのように工夫して効果的に進めるか、どのような方針で家庭学習をおこなうかなど、自分たちにできることを考えていくようにしてください。
学習に関して不安であれば、小学校受験専門の幼児教室を活用するのがおすすめです。
小学校受験を考えている家庭のなかには、「共働きのため家庭学習を見てあげる時間が十分に取れない」といった家庭も少なくないでしょう。そんな時に役に立つのが幼児教室です。小学校受験を見据えた学習サポートはもちろん、学習習慣づくりのサポートや受験合格につなげるための計画立案、子どもや両親の悩み解決などもおこなってくれます。
また、さまざまな小学校の試験の傾向を把握しているため、その傾向にあわせた学習を実施できます。自分たちで家庭学習をおこなう際は自分たちで傾向を把握しなければいけないため、「本当にこの傾向で正しいのか?」と不安になってしまうこともあるかもしれません。しかし、幼児教室は受験のプロなので、多くの情報から小学校の試験の傾向を把握しています。信頼できる情報で受験対策がおこなえるので安心です。
一人ひとりにあった学習・サポートをしてくれるので、ぜひ活用してみましょう。
本記事では、家庭学習で小学校受験に臨むための4つのポイントや家庭学習をおこなううえでの注意点などについて解説しました。幼児教室や塾での学習は非常に効果的ですが、それと同じくらい家庭学習も重要です。どのように学習を進めるかは、各家庭のライフスタイルや子どもの特性に合わせて、適切な学習方法を見つけていきましょう。
クラウンキッズは、静岡県内の国立・私立小学校のお受験対策に特化した幼児教室です。特に附属浜松小学校の合格率は3年連続100%。少人数制で一人一人に向き合い、目標に向かって挑戦し続ける強い気持ちを育てます。
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