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国立小学校とは?お子さんを通学させる5つのメリットと注意点

2024.6.26

親子で挑む小学校受験は、準備期間から受験まで気を抜けない困難な道のりです。親としてはお子さんと一緒に過ごす時間を増やし、寄り添いながら安心して勉強できる環境を整えてあげることが大切です。

単に学歴を得るだけではなく、小学校受験を通してお子さんの人間力を高めることにも繋がります。できるだけ費用を抑えながら、質の高い教育を受けさせたいと思い、国立小学校の受験合格を目指す家庭も多いでしょう。国立小学校は国立大学法人で運営しており、文部科学省の管轄下の教育研究機関としての位置づけがされています。

この記事では、国立小学校にお子さんを通学させる5つのメリットと、注意点などについてお伝えしていきます。

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国立小学校にお子さんを通学させる5つのメリット

お子さんの小学校受験は、家族一丸となって挑む一大イベントです。国立小学校の受験に合格することで、得られるメリットがたくさんあります。

次の項目では、国立小学校にお子さんを通学させる5つのメリットを紹介していきます。

1.教員の指導力や教育水準の高さ

国立小学校の教員は、経験豊富なベテランが多く在籍しています。厳しい選考を経て採用されており、教員一人ひとりが高い教育水準と指導力を持っています。生徒一人ひとりの学習スタイルや、ペースに合わせた教育を提供しているため、お子さんは国立小学校の教師から質の高い教育を受けることが可能です。

多くの親御さんが私立小学校や公立小学校の選択肢と比較して、国立小学校を選ぶ理由は高い教育水準と、教員の指導力が提供されることが関係しています。

2.最新の教育カリキュラムを受けられる

国立小学校は教育理論や、教育手法を研究・実践するための教育研究機関です。そのため、最新の教育研究に基づいた教育カリキュラムが導入されています。例えば、プログラミング教育や英語教育などです。

お子さんは新しい教材や、最先端の教育に触れることができ、オリジナリティのある授業を受けられるのが魅力です。ただし、国立小学校ごとに学校行事や、授業方法に違いがあるため教育方針は、全く同じというわけではありません。

3.学費を抑えられる

私立小学校と比較して国立小学校は学費が抑えられます。国立小学校の学費が抑えられるのは、教育の機会均等を目指す国の方針によるものです。保護者は経済的な負担を減らしながら、質の高い教育を受けられます。教育の質が高く学費が抑えられる点は、国立小学校の大きなメリットと言えますよね。

お子さんを希望の国立小学校に通学させることも重要だけれど、できるだけ経済的負担を減らしたい家庭は多いのではないでしょうか。入学金や授業料は無料ですが、国立小学校によっては教科書代や給食費など、一部または全額補助の学校があるなど分かれています。

4.内部進学の機会を得られる

国立小学校から付属中学・高校への進学時に優遇措置が受けられることがあります。お子さんが内部進学の機会を得られることで、一貫した教育環境の中で学び続けられます。既に確立された教育方針と学習環境の中で、学び続けられるため安心して勉強を続けられるでしょう。

また、中学校や高校へ進学した時に、新たな人間関係を築いていく必要がある場合、上手く馴染めなかったり学習意欲が低下したりしてしまう子供も少なくありません。内部進学の機会を得られると、同じ友達と長く一緒に学べるため、学習環境や人間関係の安定にも繋がるでしょう。

5.学力が高い生徒が集まり競争力を養成する

国立小学校には、全国から学力が高い優秀な生徒が集まります。生徒達は互いに高い目標を持ち、切磋琢磨しながら勉強に励むので、お子さんの競争力を養成する機会を得られます。

生徒達は自らの能力を最大限に引き出すことで、将来の学業やキャリアに向けて競争力を身につけ、自己成長の実感が期待できるでしょう。様々なバックグラウンドを持つ子供達との交流は、学力を高めるだけではなく、社会性やコミュニケーション能力の向上も期待できます。

国立小学校にお子さんを通学させる5つの注意点

失敗しないためにはメリットだけではなく、注意点も考慮しながら国立小学校をお子さんに、受験させるのか判断することが大切です。

次の項目では、国立小学校にお子さんを通学させる5つの注意点を紹介していきます。

1.通学距離が長く交通費がかかる場合がある

国立小学校は全国に点在していますが、お住まいの地域に学校がない場合もあります。居住地に国立小学校がない場合、お子さんは他の地域の学校に通わなければいけません。

お子さんを自家用車で送迎したり、バスや電車を利用したりして通学する場合、通学距離が長いと交通費が増えます。また、通学距離が長いとお子さんの自由な時間が減って、趣味や遊びの時間を奪ってしまう可能性があります。

2.保護者の積極的な関与が必要になる場合がある

国立小学校では、学校の方針や教育プログラムに、保護者の積極的な関与が必要になる場合があります。

例えば、学校行事やPTA活動、ボランティア活動、お子さんの学習サポートなどです。学校との連携を進めることで、保護者の仕事や家庭生活への悪影響に繋がってしまう可能性も否めません。お子さんの教育への関心を示す重要な機会ですが、忙しい保護者にとっては時間的な負担や、ストレスの原因になる可能性があるでしょう。

3.自習や塾へ学習サポートが必要になる場合がある

国立小学校のカリキュラムは、一般的な公立小学校よりも進んでいることが多いです。学習内容が高度で競争が激しいため、お子さんは学校の授業だけでは、理解が追いつかない場合があります。自宅での自習や塾などでの学習サポートを利用して、追加の学習を必要とすることがあります。学習時間や教育費用が増えるのは、家計への負担になると同時にお子さんの、プレッシャーにも繋がる可能性があるでしょう。

4.入学競争率が高い

国立小学校は教育の質が高いため、入学を希望する家庭は多いです。そのため、激しい受験競争が繰り広げられて、入学競争率が高くなる傾向があります。受験のための準備期間は、お子さんの遊びの時間や家族との時間を犠牲にしてまで、親子で頑張り続けないといけないので辛いですよね。

お子さんにとっても、保護者にとっても入学試験の準備や受験で、ストレスや精神的なプレッシャーになり得ます。小学校受験に失敗して、お子さんが希望する学校に入学できない場合もあるでしょう。受験に落ちたら親としては、お子さんが落ち込んでしまったまま、引きずらないようにメンタルケアも重要です。

5.学業成績や進学にプレッシャーを感じる場合がある

国立小学校では、学習内容が高度であるため、お子さんが学業成績や進学にプレッシャーを感じる場合があります。特に、中学校や高校への進学を考える時は、よりプレッシャーは大きくなる可能性があるでしょう。

その結果、子供の自尊心や学習意欲に影響を与えたり、学業以外の活動が消極的になったりする恐れがあります。国立小学校が提供する教育の質と環境は魅力的ですが、お子さんが学業成績や進学に、プレッシャーを感じてしまうのは親としても嫌ですよね。保護者として最善の選択をするためには、お子さんのニーズと家庭の状況に合わせた学校選びが重要です。

まとめ

国立小学校が提供する教育や教員の質はとても高く、頭の良いお子さんが集まります。お子さんを国立小学校に通学させたい場合、お伝えしてきた5つのメリットを考慮すると、多くの家庭にとって魅力的な選択と言えるでしょう。

多くのメリットがありますが、注意するべきポイントもあるため全ての家庭にとって最善の選択になるとは限りません。両親が勝手に小学校受験を進めるのではなく、子供とよく話し合うことが重要です。お子さんの受験に対する心構えや意思を確認したうえで、家庭の状況に合わせた小学校選びをするようにしましょう。

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