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幼児教室とは?身につく能力と通わせる5つのメリットを解説

2024.7.31

0歳から6歳のお子さんの心身の健やかな成長をサポートする幼児教室。

幼児教室では、お子さんが社会生活を円滑に送るために必要な「基礎能力」を育みます。基礎能力を育むと、今後の社会生活をよりスムーズに送ることが可能です。

幼児教室には多くの利点がある一方で、不安な面もあります。メリットと不安面を理解し、教室選びや幼児教室に通わせるかの判断材料に役立ててください。

この記事では、幼児教室の5つの種類、身につく4つの能力、そして最適な教室の選び方について詳しく解説していきます。

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幼児教室とは

幼児教室は、0〜6歳の子どもたちの心身と知能の発達を促進するための教育施設です。厳密には1歳から幼児期が始まりますが、0歳から通える幼児教室も多くあり、知育を中心にさまざまな教育プログラムや方針に基づいたカリキュラムが提供されています。

発達段階に合わせた教育を行い、遊びやスポーツなどの多様な体験を通してお子さんの能力を引き出します。お子さんが楽しみながら学べる環境を整え、健やかな成長をサポートするのが幼児教室です。

幼児教室に通う目的

幼児教室に通う目的は、社会で生きていくために必要なスキルを身につけることです。具体的には、以下の能力を育みます。

  • 聞く力
  • 考える力
  • 表現力

人との関わり方を学ぶことで、その後の学校生活や社会生活の基盤を築けます。他の子どもたちと一緒に学び、体験することで、自主性や協調性が自然に身につきます。

さまざまなものごとに触れるため、子どもの好奇心が刺激され好きなことや関心のあるものが増え、子どもの可能性が広がります。

幼児教室のお月謝

幼児教室の費用は、各教室によって異なりますが「月額1万〜3万円程度」が一般的です。以下のような条件によっても変動するため、事前に確認しておきましょう。

  • クラスの種類
  • コース内容
  • グループレッスン
  • 個人レッスン

また、入会時に入会金がかかる場合や、教材の購入が必要な場合もあります。多くの場合月謝制ですが、数か月分を一括納入する場合もあるため事前に確認しておくと安心です。

幼児教室の種類

「幼児教室」と言っても、その内容について詳しく知らない方も多いかもしれません。幼児教室には主に以下の5つのタイプがあります。

  • 言語教室
  • スポーツ教室
  • 芸術教室
  • 知育教室
  • 小学校受験の対策教室

言語教室

言語教室は、英語をはじめとする外国語を学べる教室です。早期に外国語に触れるため「習う」のではなく「慣れる感覚」で親しめます。

外国人の講師とふれあい異文化を知ることで、自分とは異なる考えを認められる柔軟さの習得も期待できます。

スポーツ教室

スポーツ教室は、体操や水泳などをはじめとするスポーツを楽しめる教室です。スポーツを通して身体能力を向上させる幼児教室もあり、技術の習得だけでなく、体を動かす基礎作りにも役立ちます。

芸術教室

芸術教室では、ピアノや歌などの音楽だけでなく、絵画や工作などの芸術に触れられます。そのため表現力や想像力を育むことが可能です。

知育教室

知育教室でも勉強ばかりではなく、子どもの基礎能力の発達を促します。

楽しく音楽に触れながら基本的な音楽の能力を養う「リトミック教育」。基本的な音楽能力とともに身体的・感覚的・知的にも今後の教育を十分に吸収・活用できるよう子どもの潜在的な基礎能力の発達を促します。

また「モンテッソーリ教育」を取り入れている幼児教室もあります。モンテッソーリ教育は、大人が一方的に教え込むのではなく、子どもの「やってみたい」という感情を大切にする教育方法です。子どもの興味・関心に見合った環境で自発的活動を促します。

幼児期の子どもは自分がしたいことに満足行くまで取り組むことで、さまざまな能力を獲得可能です。教室により内容はさまざまですが、幼少期の発達に重要な多くの力を育むのが知育教室です。

小学校受験の対策教室

小学校や幼稚園の受験対策ができる幼児教室もあります。勉強や運動だけでなく、聞く力やコミュニケーション能力など、幅広く能力を育める教室です。

幼児教室で身につく能力

幼児教室で学べる内容について、あらかたご理解いただけたかと思います。次に、幼児教室に通うことで育まれる基礎的な能力について説明します。幼児教室で身につく能力は、主に以下の4つです。

  • 協調性
  • 表現力
  • 自己肯定感
  • 家庭では得られない知識やスキル

協調性

幼児期から多くの人と触れ合うことで、協調性や社会性を身に着けられます。

  • ルールを守る
  • 誰かと何かを作る
  • 後片付けなど

幼児教室に通うと上記のような生活する上でのマナーを身につけることが可能です。

表現力

幼児教室に通うと、自分の考えや気持ちを他人に表現する能力を育めます。とくに芸術や言語教室で期待できる効果です。

コミュニケーション能力も養われるため、幼稚園や小学校で個性を伸ばすのにも役立ちます。

自己肯定感

幼児教室ではたくと周りさんの「できた」を体験できます。「できた」を積み重ねると、お子さんに自信がつきやる気につながるのです。

また「頑張ったね」「すごいね」と周りの大人から認められることで自己肯定感が育まれ、心の健やかな成長を期待できます。

家庭では得られない知識やスキル

各教室でさまざまな家庭では得られないスキルを身につけることが可能です。プロの講師から直接習えるため、早い時期から専門知識や技術に触れられます。

子どもが楽しみながらさまざまな体験をすることは、心と身体の健やかな成長にもつながります。

幼児教室に通う5つのメリット

幼児教室が提供するさまざまなスキルについて、理解が深まったかと思います。次に、幼児教室に通うことで得られる主な利点を紹介します。幼児教室には以下の5つのメリットがあります。

  • 基礎的なスキルを習得できる
  • 子どもの可能性を広げることができる
  • 集団生活を経験できる
  • 楽しみながら学ぶことができる
  • 受験対策を行える

基礎的なスキルを習得できる

幼児教室は、子どもの基礎能力を育てるのに最適な環境です。遊びなどの「コミュニケーション」やイベントなどの「活動」を通して、以下のような社会生活で必要な基礎能力を習得できます。

  • 聞く力
  • 思考力
  • 集中力
  • 表現力

幼児期にこれらの能力が育まれることで、子どもの好奇心や探求心が刺激されます。これが、将来的な学習意欲や学習態度の基礎をつくることにもつながるのです。

子どもの可能性を広げることができる

脳の発達には、特に「3歳までに良質な刺激を与える」ことが大切です。乳幼児期の脳は、さまざまな経験を吸収する能力が非常に高いです。

幼児教室では、脳の成長段階に合わせたカリキュラムで、子どもの潜在能力を引き出す指導を行います。これにより、お子さんの将来の可能性を広げることができます。

集団生活を経験できる

講師や友人と交流し、家庭とは異なる環境でコミュニケーションのスキルやマナーを学ぶことができます。これは、幼稚園や小学校での集団生活の準備にも役立つでしょう。

幼少期から両親以外の大人と信頼関係を築きながら集団生活を体験することで、社会性や協調性を養う効果を期待できます。

楽しみながら学ぶことができる

幼児教室の大きな利点は、子どもが楽しんで通える点です。「楽しんで通えること」は、子どもの成長にとって非常に重要です。

講師や友人と楽しく過ごすことで、「非認知能力」が向上します。非認知能力とは、以下のような知能検査や学力検査で測定できない能力です。

  • 自己肯定感
  • 自信
  • 意欲
  • 根気強さ

発達に合わせたカリキュラムを通じて、さまざまな挑戦や成功体験を積むことで、子どもの学ぶことへのモチベーション向上も期待できます。

受験対策を行える

幼児教室で得られる基礎的なスキルは、お子さんが社会生活を送るうえで必要不可欠です。

もし将来、幼稚園や小学校の受験を考えている場合は、受験対策に特化した指導やサポートを受けられる教室を選ぶのが良いでしょう。

小学校受験では学力だけでなく、社会性を評価する課題も出題されるため、幼児教室は最適な学びの場と言えます。

知っておきたい3つの懸念点

幼児教室には多くの利点があることをご理解いただけたでしょう。しかし不安な面も以下の3つあります。

  • 子どもがストレスを感じる可能性がある
  • 経済的な負担がかかる
  • 保護者に時間的な負担が生じる

子どもがストレスを感じる可能性がある

子どもに合わない教室だと子どものストレスになる恐れがあります。子どもの健やかな成長を促すためには、逆にストレスを与えてしまっては意味がありません。そのため、子どもが興味を持ち、楽しめる教室を選ぶことが効果的です。

経済的な負担がかかる

幼児教室に通ううえで経済的負担は無視できません。幼児教室に通う際には以下の4つの費用を考慮しましょう。

  • 毎月の月謝
  • 入会金
  • 教材費
  • 参加費など

負担が大きすぎると継続的に通うのが難しくなるため、トータル的にどのくらいの費用がかかるかをあらかじめ確認してくのをおすすめします。

保護者に時間的な負担が生じる

通う幼児教室が遠い場合は、以下の交通手段での送り迎えが必要なため、保護者に時間的負担がかかります。

  • 電車
  • バスなど

さらに発表会や試合がある教室では、準備や応援などの参加が求められる場合もあるため、無理なく通えるかを考慮しましょう。

幼児教室を選ぶ3つのポイント

懸念点は適切な教室を選ぶことで解決できます。幼児教室を選ぶ際の重要なポイントは以下の3つです。

  • 子どもが楽しく通える教室を選ぶ
  • 教育方針に共感できる教室を選ぶ
  • 時間や経済的な面で通いやすい教室を選ぶ

子どもが興味のあることや好きなことを学ぶのはもちろん、講師や通う子どもたちとの相性も大切です。教室の雰囲気に合わないと、子どもは楽しく通えません。したがって、事前に教室を見学したり体験授業を受けたりしてから決めることが必要です。

多くの幼児教室では、入会前に見学や体験が可能ですので、いくつかの教室で相性を確認することをお勧めします。

また、同じタイプの教室でも教育方針が異なるため、お子さんに合った教育が受けられるかを確認することが大切です。

そして、自宅から幼児教室までの距離や、費用に無理がないか確認しましょう。どのくらいの期間通わせるかでも負担の重さは変わるため、トータルでみた負担を考慮して選択しましょう。

まとめ

おもにお子さんの基礎能力を育むのを目的に通わせる幼児教室。

しかしお子さんに合わない教室だと、かえってストレスを与えてしまいます。お子さんが楽しんで通えるためには、興味や好みに合った教室を選ぶことが大切です。

また、講師や通っている子どもたちとの相性もあるため、複数の教室を見学したり体験授業を受けてみたりして比較検討するのが良いでしょう。

幼児教室に通うことで、経済的および時間的な負担が保護者にかかることもあります。負担が無理のない範囲であるかを確認し、先に挙げた不安点や選択のポイントを参考にして、お子さんに適した教室選びを行ってください。

小学校受験を検討している保護者様へ

クラウンキッズは、静岡県内の国立・私立小学校のお受験対策に特化した幼児教室です。特に附属浜松小学校の合格率は3年連続100%。少人数制で一人一人に向き合い、目標に向かって挑戦し続ける強い気持ちを育てます。

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